とあるばーさん
最近、とあるばーさんが良く話をすることがあるので
メモ的に書いておこうと思う。
認知症はかなり進んできている。
例えば、会話の中身を理解してないけど
頭の中にインプットされた語録で会話をするような。
だから、人と話をしていてもかみ合わない。
はぶらしで髪を梳かしたり。
セロハンテープは、自分の仕事の報酬というような感じ。
そのばーさんが、最近、子供の話をする。
それも、とてもリアルな話なのだ。
子供が、おばあちゃんが好きだと言って来るんだよ。
うちにも同じくらいの子がいるから、10歳くらいかな。
その子がね、私を見つけると飛んでくるんだよ。
毎日している話ではない。
時折する話だ。
ましてや、前回した話など覚えているわけではない。
それが、その子供がおばーちゃん家においでよと言ってくれたと
嬉しそうに話しているのだ。
しかし、ばーさんは家の人に良いのか聞いておいでと話して帰したと。
次に来たときには、良いと言ったからおいでよと言ってると。
せん妄もあるので、一概には言えないのだけど
リアル過ぎて、ウソには聞こえなかったので
まだ、行っちゃだめだよと話す。
すると、行かないよ。と
さて、その子供がどう変化していくのか気になるところである。
ばーさんはスイッチを持っていて、ONになると恐ろしく怒りだす。
怒りだすと、トイレに誘っても何をしてもだめなのだ。
だから、そんなときはへいちゃんと二人で外に散歩に行くのだけど
それでも、駄目。それに付き合っていって、あるときウンコがらみの時は
スイッチがONになってしまうことがわかったので、怒りだしたら
トレイに上手く連れて行くというのが、スタッフ同士で決めたこと。
最近は、あまりONになることもなく
ただの面白いばーさんになってきたけれどね。
何が書きたいかというと、お迎えの話です。
不思議だけど、お迎えが近い人というのは特徴があるんですよね。
見た目とか数値だけではないものが。
この仕事をしていて、それを見ていると
ばーさんの話も嘘じゃない気がするんだよね。
だから、その子供を頻繁に見るのやだなと思っている。













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